こんにちは、せふぃです!
Skriptを始めようと思っても、Skriptの導入方法や使い方がよくわからないとお悩みじゃないでしょうか?
ということで今回はSkriptの導入方法からSkriptの作り方、一連の使い方を解説していきます!

この記事は以下のような人におすすめ!
- Skriptをはじめて使う人
- Skriptの使い方がよくわからない人
- Skriptを始めるにあたって最低限の知識が欲しい人
【そもそも】Skriptとは?
Skriptは、簡単な英単語、英文を使ってマインクラフトの動作をカスタマイズできるプラグインで、噛み砕いて説明すると「プラグインを作れるプラグイン」です!
JavaやKotlin等のプログラミング言語がわからなくても、簡単な英文さえ書くことができればプラグインの用なものを作ることができちゃいます!
なので、JavaやKotlinを使ったプラグイン作成に挫折してしまった方、プログラミングの知識がない方におすすめです!
ステップ1: Skriptの導入
早速Skriptの導入方法を説明していきます。
1. まず下記のサイトにアクセスしてください。
2. 左のSkriptの欄から最新版(数字が大きいもの)をクリックしてダウンロードします。
※サーバーのバージョンが古い場合は、Skriptのバージョンを落とさないと動作しない場合があります。
ここで一つ注意!最後にbetaやalphaと表記されているものはテスト段階のものなので、動作が安定しない場合があります。
なので、betaやalphaと表記されていないものをダウンロードするようにしてください。

2021年10月7日現在は、Skript 2.5.3が安定版の最新になります。
3. ダウンロードしたSkript.jarファイルを通常のプラグイン同様、サーバーのPluginsフォルダの中に入れてください。

4. その後サーバーを起動して、Pluginsフォルダ内にSkriptという名前のフォルダが作成されればSkriptの導入は成功です!

もしSkriptという名前のフォルダが作成されなかった場合は、バージョンが合っていないか、導入方法が間違っている可能性があります。
ステップ2: 開発環境を整える
Skriptはテキストエディタを用いて作成します。
Windowsの標準搭載されている「メモ帳」でも作成はできるのですが、使い勝手が悪いので推奨しません。
個人的におすすめしているのは「サクラエディタ」や「Notepad++」です。
サクラエディタ Notepad++
どうしてもソフトを入れたくない場合は、Windowsに標準搭載されている「ワードパッド」でも大丈夫です。
ステップ3: Skriptファイルの作成
Skriptの導入、開発環境が整ったら早速Skriptを作っていきます!
まずはサーバーのPluginsフォルダ内に作成されたSkriptフォルダを開き、フォルダ内にあるscriptsフォルダを開いてください。
すると中に沢山のファイルがあると思います。
このファイルはSkriptのサンプルのようなものなので、今回は必要ないので削除してください。
もし、このサンプルを参考にしたい場合はとっておいても構いません。

Skriptのファイル名の最初にハイフン(-)を付けると、そのSkriptは読み込まれなくなります。
その為、サンプルのSkriptは初期状態では読み込まれません。
Skriptは基本的に、このscriptsフォルダ内に作成する必要があります。
では、一度試しにSkriptを作ってみます。
ファイルの名前は何でも大丈夫なのですが、拡張子は.skにする必要があります。
拡張子が表示されていない場合は、拡張子の表示を有効にしてからSkriptを作成してください。
今回はTest.skというSkriptを作成してみます。

ファイルを作成したら、作成したファイルを任意のテキストエディタで開いてください。
今開いたこのファイル内にSkriptを書いていきます。
Skriptの書き方は、基本的に
イベント:
条件:
動作
になります。
それぞれ解説していくと、
イベント: 〇〇が起こったら~
条件: 〇〇の場合
動作: 〇〇を実行する
となります。
また、イベントと条件の末尾にはコロン(:)を入れる必要があり、コロンの後は改行を入れ、TAB(半角スペース4つ)を入れる必要があります。
3-1 Skriptを書いていく
イベント、条件、動作の一覧はSkriptのドキュメントから見ることができます。
イベント = Events
条件 = Conditions
動作 = Effects
になるので、上部のバーから任意のものを選択してドキュメントを見ることができます。
では、今このドキュメントを見ながらSkriptを作成していきたいと思います。
まずはイベント(Events)から見ていきましょう。

沢山イベントがありますが、今回はわかりやすいOn Jumpにしたいと思います。
On Jumpは「プレイヤーがジャンプした時」というイベントになります。
では次は条件(Conditions)を見ていきます。

こちらも沢山の条件がありますが、今回はIs Sneakingを選びました。
Is Sneakingは「プレイヤーがスニーク(しゃがんでいる)時」という条件になります。
では最後に動作(Effects)を見ていきます。

こちらもイベント、条件同様に沢山の動作が用意されていますが、今回はわかりやすそうなMessageを選択しました。
Messageは「プレイヤーにメッセージを送信する」という動作になります。
これらのイベント、条件、動作を組み合わせると
on jump:
player is sneaking:
message "Nice!"
になります。
メッセージはmessageの後に送信したい文をダブルクオーテーション(“)で囲むことによって送信できます。
ドキュメンテーション内に例文が用意されているので、条件や動作等の書き方は例文が参考になると思います。
3-2 動作確認
では作成したSkriptを動作確認していきます。
まずは作成したSkriptを読み込む必要があるので、
/sk reload Test(作成したSkriptのファイル名)
というコマンドを実行し、作成したSkriptをリロードしてください。

何のエラーも無くリロードされると、Successfully reloadedと表示されます。

これで作成したSkriptの読み込みが完了したので、実際にスニーク状態でジャンプしていきましょう!

ちゃんと Nice! と表示されました!
条件通り、スニークをしていない状態でジャンプをしてもメッセージは表示されません!
まとめ
イベント、条件、動作を組み合わせることによって、小規模なものであればある程度作成できると思います。

今回作成したSkriptを応用して
実際に色々なSkriptを作成してみよう!
次回はコマンドの作り方を解説していきます。
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